■ 気象庁の雨雲動画を追加表示する説明記事です。
2022.4 Flashプログラムからアクセス不能になっています(気象庁サイトのフォーマットが変更された可能性あり)。
はじめに
ここでは、すでに『Chumby特別配布版(Classic専用)』を購入して稼働させた方が、「気象庁の雨雲動画表示ガジェット」を追加する場合の説明をしています。購入希望がありましたら、メールで必要データ(有償)をお送り致します。
【追記】「USBメモリに雨雲表示ガジェットのデータを追加する方法」も参照して下さい。
対象
- 『Chumby特別配布版(Classic専用)』を購入済みの方。
- ファイル転送のプログラムを利用したことがある方。
- 以下の手順を理解できる方。
手順
まず、お送りしたデータ(zip)をを解凍しておきます。
http://chumby.php.xdomain.jp/ で紹介している、SCPプログラムを利用します。
(注) デフォルトのChumbyには、一般にいうところの FTP(プロトコル)では接続できません。Chumby 側に FTP サーバーが稼働していないからです)
同記事にもありますが、初心者向けの情報(ダウンロードからインストールまで)が以下で説明されています。
https://www.media.hiroshima-u.ac.jp/services/web/winscp
早速にもダウンロードしたいならば、ここにアクセスします。
https://winscp.net/eng/download.php
■ インストールが終わったら、お手元の Chumby へのアクセス設定を行います。
ブラウザで ssh を有効にしておく必要があります。
転送プロトコル:SCP
ホスト名:192.168.XX.XX (Chumby画面の下に表示されているプリベートIPアドレスです)
ユーザー名:root
パスワード:空欄(デフォルトでは設定されていません)
設定が終わったら「ログイン」します。
データの www 以下の二つのファイルと、profiles 以下の二つのファイルを説明画像のように所定のディレクトリに転送します。
なお、profiles0 だけは上書きしてください。
データ:
www/THWatchB.jpg
www/THWatchB.swf
↓
Chumby:
/mnt/usb/www/THWatchB.jpg
/mnt/usb/www/THWatchB.swf
データ:
profiles/profiles0
profiles/profiles1
↓
Chumby:
/mnt/usb/lighty/html/xml/profiles/profiles0
/mnt/usb/lighty/html/xml/profiles/profiles1
転送が完了したら、電源を入れ直します。
スキルのある方は SSH ターミナルでログインして電源オンオフをしない方法(コントロールパネルの再起動)も可能です。
その場合の説明は以下の通りです
ログインします。(root:パスワードなし)
コントロールパネルを停止します。
stop_control_panel
コントロールパネルを起動します。
start_control_panel >/dev/null 2>&1 &
ログイン
stop_control_panel を実行
start_control_panel >/dev/null 2>&1 & を実行 (その後、Exit と入力するとログアウトできる)
再起動したらチャンネルを切り替えます。
気象庁の雲画像が表示されたら、お住まいの都道府県までタッチしてスライドさせます。
このガネットにチャンネルを固定しても一定時間で時計表示になります。
ご注意と免責
- 「気象庁の雨雲動画」のリロードは手動で行う必要があります。
- ガジェットの仕様については当方が作成したものではありません。
- 気象庁の仕様変更に伴って表示できなくなる場合があります。
- 当方の対応能力を超えた不具合の発生については責任がないものとします。